2026.09.30
イスラエル国家警察の対テロ特殊部隊で格闘指導を担当した、世界のクラヴマガを代表する人物 アヴィ・ナルディア氏が、2026年11月3日の東京セミナー「ロングガン&ハンドガン解除・閉所戦術」に向けて、セミナーで扱う銃のディスアームの基本コンセプトの一部を映像で送ってくれました。
アヴィ・ナルディアが語る銃のディスアーム
銃のディスアーム(相手の銃を外して奪うこと)でまず大事なのは、手を銃の近くに置くことです。手を下げたままでは間に合いません。
銃が下がれば、手も下げます。
銃が下がっていれば、手も同じ高さまで下げます。銃が上がれば、手も上げます。
銃が上がれば、手も同じ高さまで上げます。片手で銃を握り、もう片方の手で相手をパンチする方法がクラシックなクラヴマガのテクニックとして知られていますが、銃を握る手が一点だけだとコントロールが不十分で、銃口が自分に返ってくることがありえます。
片手で銃を握り、もう片方の手で相手をパンチする形。握る点が一つだけでは、銃口が自分に返ってくることがあります。さらにはパンチを加えて相手が地面に倒れた場合も同様のリスクが考えられます。相手がトリガーに指が入ったまま倒れれば、撃つつもりがなくても弾が出るかもしれません。
パンチで相手が地面に倒れた場面。倒れた拍子に弾が出るかもしれません。従って銃をしっかりコントロールするには二点(両手でのコントロール)が要ります。
二点で銃をしっかりコントロールします。また、クラシックな技術は強力なパンチが打てることが前提であり、前述のリスクも考えると、多くの人が使えるかどうかの点で疑問が残ります。
私はセミナーではこれらの課題を解決するような最新のアプローチをご紹介します。
ディスアームしたあとに、その場に立ち止まったり、相手の頭に銃を突きつけたりしてはいけません。そこからまた奪い返されます。
銃を外したら距離を開け、距離をとって向き合います。距離を開けて向き合います。これを銃の距離と呼びます。ナイフの距離とは違います。
次にライフルの場合です。クラシックなクラヴマガのテクニックでは初動として銃口を掴むことが多いですが、
クラシックなテクニックに多い、初動で銃口を掴む形。コントロールが弱いため相手は銃の向きを操作でき、銃口が自分に向きなおる可能性があります。
銃口を掴むだけではコントロールが弱く、銃口が自分に向きなおることがあります。また一発でも発射された場合、銃口はとても熱くなり握り続けること自体不可能です。
ですので私は初動で銃身(バレル)をコントロールすることをお勧めします。
初動で銃身(バレル)をコントロールします。その後、銃で相手にチョークをするなど、次の動きへ移行できます。
そこから銃で相手にチョークをするなど、次の動きへ移れます。このようにロングガンにおいても、最新のクラヴマガのアプローチをご紹介したいと思います。
アヴィ・ナルディア氏ここまでは基本中の基本です。セミナーでは拳銃とライフルの脅威について、最も重要な点を扱ってまいります。
11月3日のセミナーは、Fが9:30〜11:30、Gが12:30〜14:30、Hが14:45〜16:45の3セッション(実技は合計6時間)です。
Fはハンドガン解除、Gはロングガン解除と第三者保護、Hは閉所戦術を扱います。実際に動いて体で学べる絶好の機会です。
1つのセッションからご参加いただけます。是非セミナーにご参加ください。
マガジムでは、素手で銃に対処する手順を別の記事で解説しています。あわせてご覧ください。