2026.09.18
イスラエル国家警察の対テロ特殊部隊で格闘指導を担当した、世界のクラヴマガを代表する人物 アヴィ・ナルディア氏が、2026年11月1日の東京セミナー「第三者の護身 VIPプロテクション」に向けて、セミナーで扱う基本コンセプトの一部を映像を送ってくれました。
アヴィ・ナルディアが語る第三者の護身
警護対象者の隣に立っていても守れていません。対象者の身体は、外から丸見えです。
ボディーガードは位置を変え、警護対象者を自分の体で隠します。体を隠すには、立ち位置だけでなく体格も関わります。現実的には、小さな者では務まらないことがあります。
護衛が半歩動いて、守る相手の体を自分の体で隠します。銃社会では銃撃が来る方向に対してボディーガードが警護対象者の反対側にいたら、守っていることになりません。
「これで本当に守れているでしょうか。守れていません」と指摘する場面。警護対象者のを車へ移動する場面では、ボディーガードが銃撃がくる方向と警護対象者の間に入り、その先に車がある形をつくります。(体を隠すことだけで安全が確保できるわけではありませんが。)
護衛が撃ってくる側との間に入り、その先に車がある形。守る相手の姿は見えません。実際に起きたトランプ大統領の銃撃事件について、アヴィ氏は・高い場所を誰も見ていなかったことの問題・壇上に防弾のガラスが必要だったことを訴えます。
ボディーガードの基本として覚えるのが「回転ドア」の動きです。近づいてくる相手の方向に応じて、警護対象者のまわりを回り込み、相手との間に入ります。
右から相手が近づく。護衛はまだ守る人の横にいます。
護衛が守る人のまわりを回り込み、相手との間に入って止めます。これが回転ドアの動きです。VIP警護の基本であり、あとは様々なシナリオの反復で体に覚えさせます。
専門ボディーガードに限らず、親が子どもと歩くときも、子どものポジションを中心に、潜在的な危険との位置関係を考えます。考え方はボディーガードと同じなのです。
ここまでは考え方です。実際にどう動くかは、体で覚えるしかありません。
11月1日のセミナーは、Dが13:00〜15:00、Eが15:30〜17:30の2セッション(実技は合計4時間)です。
守る人と危険の間に入る位置取り、安全な方向への移動と離脱、複数で守るときの連携を、実際に動いて体で学べる絶好の機会です。
参加資格は次のとおりです。
・クラヴマガの中上級者以上(グリーンベルト保持相当のトレーニング歴)
・他の護身や武道で5年以上のトレーニング歴
・警備業・警護業に従事している方
定員は20名程度です。是非セミナーにご参加ください。