スタッフブログ「日本でクラヴマガの護身テクニックは必要か?コロナ禍においての護身術の必要性を深く考える」

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日本でクラヴマガの護身テクニックは必要か?コロナ禍においての護身術の必要性を深く考える

Staff Blog 2021.2.17

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世界的に見ても治安の良いとされていここ日本において、護身術クラヴマガのテクニックはどこまで必要なのか?そしてクラヴマガのテクニックと合わせて意識すべきポイントとは?

 

新型コロナウイルス感染拡大により、今後の日本の治安に対しても不安が高まっている今、改めて護身の重要性をマガジムインストラクターの 西尾 健と元イスラエル軍兵士 ジュリアン・リトルトンの二人に対談形式で聞きました

 

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(西尾インストラクターは、川崎市登戸通り魔事件が起きた2019年に、ナイフに対する護身方法、そして絶体絶命の中で何ができるか?何をすべきか?を扱ったワークショップも開催しました。)

 

●「今日は日本でクラヴマガの護身テクニックやメンタリティはどこまで必要か?をテーマにお話聞かせて下さい。よろしくお願いします。」

 

ジュリアン・リトルトンインストラクター(以下:ジュリアン)ここ日本においてもクラヴマガの必要性は、勿論あります。

統計的に見ても日本では刃物等の凶器を使った事件は多く、特にナイフは日本で一番使われる“凶器”だと思います。

日常生活で使う包丁は簡単に手に入る一方で、殺傷能力のある凶器になりえます。ですのでナイフ等の“対武器”に対する護身はここ日本でも最重要テクニックの一つと言えるのではないでしょうか。そしてクラヴマガには、あらゆる危険を想定した護身テクニックがあります。」

 

西尾 健インストラクター(以下:西尾)「僕も勿論必要だと思っています。日本は治安の良い国だと言われていますが、決して油断をしてはいけません。

僕は普段からニュースはよく見る様にしているんですが、刃物を使った事件は特によく目にします。

更に今は新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、海外のニュースで目にしていた様な比較的大きな事件をここ日本でも目にする様になりました。傷害事件や家庭内暴力、強盗等も増えてきていると思います。

緊急事態宣言の延期が発表された事により、経済的なダメージも大きくなり、皆余裕が無くなっているのではないでしょうか。

それは即ち、これまで以上に“危険が身近なところまで近づいてきている”と言えるでしょう。

 

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ジュリアン「その通りです。しかし、それは日本だけではありません。

世界的に見ても人々の余裕が無くなっていると思います。

特にロックダウンや緊急事態宣言により、人と人との交流が無くなった事で、フラストレーションをはじめとした自分の感情をうまく表現できなくなっています。

それにより「誰も自分の事を理解していない」という風に思ってしまい、結果的にネガティブな感情が強まってしまいます。

ネガティブな感情が強まってしまうと、感情的になってしまったり、暴力的になってまう人も実際に増えていると思います。」

 

西尾「僕自身、自粛期間には凄いストレスを感じました。正直余裕もなくなっていた事を実感していました。

その時は、このままでは良くないと思い、出来る限りストレスを溜めない様にゲームのドラゴンクエストをして気分転換をする様にしていましたね。」

 

ジュリアン「僕も自粛期間はストレスを感じていました。やはりストレスをため込む事で冷静さを欠いてしまいます。

だからこそ、西尾インストラクターの様に一歩引いて自分を客観視する冷静さを持つ事が大切です。

僕は散歩をしたり、自転車で遠くに出かけたり、身体を動かして気分転換をする様にしていました。」

 

●「なるほど…二人もストレスを感じていたんですね。そう考えると、趣味等の気分転換の時間を持つ事も非常に大切ですね。」

 

西尾「そうですね、自分の状態をしっかりと理解する事、そのうえで無理をせずにリフレッシュしていく事は大切だと思います。

そこでリフレッシュする時間や余裕を作れずに、自分の限界を超えてまで無理をしてしまう人は、心に“悪”を溜め込んでいってしまっている様に感じます。

僕自身、新型コロナウィルス感染拡大が始まって以来、周囲の人と接していく中でいつもよりイライラしている人を見ることが増えたと感じていました。もし、日常生活の中でイライラを感じてしまっているのであれば、自分に合ったリフレッシュ方法を見つけてください。

そして、もし周囲にイライラしている人を見つけたら、出来る範囲で温かく接する事を意識してください。

 

ジュリアン人間はやはり身体で表現をする生き物です。だからこそ、ストレスや悪を内に塞ぎ込んでしまい、それを身体で表現をする=暴力や反射的にナイフを持つ凶行に出てしまうと思います。」

 

●「実際に人々が心に溜めた“悪”に早い段階で気付く事が大切だと思うのですが、そこに気付く為であったり、より注視するポイントはありますか?」

 

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西尾「人が心に“悪”を溜め込んでいる時…そんな時は少なからず、必ず予兆は出ています。そこに気付く事が大切です。

些細な変化を見逃さない事が大切です。

その為にはやはり、普段から“外に意識を向けておく”ことが大事だと思います。

護身の意識が高い人は皆そうだと思うんですが、僕は常に五感を遮らない事を大切にしています。

簡単な例で言うと、外ではイヤホンで音楽を聴いて聴覚を遮らない…等です。五感がしっかりと働いていれば、周囲の人の細かな変化等にも気付く事が出来ますし、それは護身を意識するうえでは最重要であり、絶対条件であると言えると思います。」

 

ジュリアン「エコーチェンバー現象(※)と言う言葉がある様に、実際に自粛期間に一人で家に時間が増えたりすると、それまでは気にならない程度だった小さな“悪”が増長してしまいます。外とのコミュニティが遮断され、自分一人の世界が出来上がってしまい、その感情や気持ちが増幅してしまうのです。

そうならない為には、“それ”が自分だけの世界であるといち早く気付く事が大切です。

その為にも、目の前の事だけに集中するのではなく、視野を広く持ち、客観的に自分を見る様にしてください。…その為には、自分自身に余裕を持つ事が大切です。なのでリフレッシュする時間を大切にしてください。」

(※)エコーチェンバー現象とは、閉鎖的空間内でのコミュニケーションを繰り返すことによって、特定の信念が増幅または強化されてしまう状況の比喩である。

 

西尾「何度か僕のクラスで話した事があるのですが、

実際に海外で起きた事件で駐車場である夫婦が口論から始まった小さな喧嘩が徐々にエスカレートしていき、つかみ合いになり

奥さんがその場から逃げ出します。

奥さんが逃げた事で旦那さんの感情がよりヒートアップして、最終的にはエレベーターで屋上まであがり、屋上から突き落とされると言う事件がありました。

この事件は、実際に犯人も“そこまで”の犯行を起こすつもりは無かったと僕は思っています。…少なくとも最初の口論の時点では。

 

しかし、互いが引かずに自分の意見をぶつけ合い、理解し合えない事で感情がエスカレートしていって、最終的には“過ぎた”行動に出てしまったのではないでしょうか。

…そして、この感情のエスカレートによって凶悪な犯行に及んでしまう事は、ナイフ等の凶器を持った人にも起こりえる事だと思っています。

ナイフを持てば相手はおびえますよね?おびえる相手のリアクションを見て、その事に興奮を覚える犯人もいるんです。

だからこそ、興奮した犯人を刺激する事は危険ですし、最悪の状況を想定しておく事は必然であると言えるでしょう。

ナイフを持った人間、怒りの感情がエスカレートした人間は、もはや“普通”ではないのです。

そこでクラヴマガのテクニックを知っているのと、そうでないのとでは、生きるか死ぬか程の大きな変化を生むと言っても大げさではありません。」

 

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ジュリアン「その通りです。日常生活においても人の怒りに触れる事は少なくないと思いますが、怒りはエスカレートする前の早い段階で鎮める事が大切です。普段から、些細な怒りに対しても、相手を怒りを鎮める癖をつける事は大切だと思います。

例えば、相手が感情的になって口論になったとしても、相手の怒りのレベルに合わせて“言い返す”のではなく、相手の感情を客観的に見る事が大切です。

言葉の力は人々が思っている以上にとても強いです。ちょっとした怒りや“悪”に対して、感情的な言葉で返すのは危険です。

身体の傷は時間が経てば消えるけど、心の傷はそう簡単に消える事はありません。

例えそんなつもりがなくても、相手を傷付ける。それはイコール“恨みを買う”事にもつながってしまいます。」

 

●「なるほど…極端に言えば、家族との時間や親しい友人との時間にあっても、“怒りの感情”に対しては敏感になるべきだと言う事ですね?」

 

西尾「それは勿論です。僕は、言ってしまえば24時間、365日、危険に対する意識を高める様にしています。

不本意に事件に巻き込まれない為にも、危ないところには行かない。極力外ではスマホを見ない。音楽を聴かない、等、常に意識を高めています。自宅で家族と過ごす時間においても本当の意味で100%油断することは、ありません。

常に、頭の中に危機意識は持つ様にしています。」

 

ジュリアンイスラエル人は、日本人と比べても“感情的な人間”が多いです。

その為、道端で喧嘩をしている人を見る事も珍しくありません。…しかし、だからこそ逆に凶悪な犯罪は少ないんです。それは、怒りの感情を内に溜めずに、外で発散しているからと言えるでしょう。

それとは逆に日本人は一見リラックスしている様に見えても、怒りを溜めこんでいる人が多いのではないでしょうか?

凶悪な事件が起きた時にはよく「なんであの人が?信じられない」と言う声を耳にしますが、それは普段は内に秘めていて他人に見られる事が無く“溜め込まれた怒りの感情”が爆発しての犯行だからと言えるでしょう。」

 

●「そう言われると確かに日本人は、感情的になる事を避け、内に溜め込んでいる人が多いかもしれません。

誰がどれだけの“悪”を溜め込んでいて、いつ爆発するかわからない状態…それは言ってしまえば、時限爆弾がいつどこで爆発するかわからないと言った状況に近いと思います。見えない危険は、常に潜んでいると言った状況でしょうか。

実際に、ジュリアンは日本で身の危険を感じた経験はありますか?また、日本での危険に対して、日頃から意識している事はありますか?」

 

ジュリアン「私自身、日本で危険を感じた事はありません。

しかし、日本人の危機意識の低さは常に感じています。多くの人が歩きスマホをしていて前を見ていない…これは、イスラエルでは考えられない行動の一つと言えるでしょう。

私には一歳半の娘がいます。彼女が歩いている時にもし他人とぶつかるようなことがあれば、怪我をしてしまう危険性があります。そう言った意味でも私自身、常に危機意識を高めています。

自分自身を知る事、そして周りの状況をよく見る様にしてください。見えない危険は常に身近にあると思ってください。

まずは、歩きスマホをやめる事からスタートし、日頃から危機意識を高めていってください。

 

僕自身、娘が生まれたことで考え方や意識は大きく変わりました。

「あなたには、守りたい大切な人はいますか?」もし、イエスと答えた人はクラヴマガのテクニックをも身に着けてください。

マガジムでお待ちしています。」

 

 

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クラヴマガのテクニックの必要性は、コロナ禍においてより一層高まっていると言えるでしょう。

しかし、まずは日頃から危機意識を高める事から始めてください。

歩きスマホをしたり、イヤホンを付けて音楽を聴いたり等、五感を遮る行動が当たり前になっていませんか?

いつ、危険な事件に巻き込まれるかわからないからこそ、今一度あなたにとっての“大切なもの”が何なのか?を考えてみてください。

あなたにとっての“大切な人”や“大切なもの”を、守れるのはあなた自身です。

 

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