Mr.クラヴマガが語るコロナ禍を生き抜く為に今必要な事
現在発令中の緊急事態宣言、そしていつ終息するかわからない新型コロナウイルス感染拡大ー、
それにより大きく変わった現在の情勢を見て、護身の観点から「今のこの日本をどう生きるべきか」をマガジム六本木店チーフインストラクター 西尾 健インストラクターに聞いてみました!
2020年より新型コロナウイルスによるパンデミックが始まり、日本でも既に二度にわたり緊急事態宣言が発令されています。
それにより、まず僕が感じた事は、街から人が極端に少なくなったと言う事、更に閉店していくお店の多さに驚きました。
もっと近いところで言うとコロナ禍のストレスによって、元々温厚だった人も感情的になる事が増えたのではないかと思っています。
僕自身、護身の為にも元々人の顔色や体調等の変化をよく観察する様にしているのですが、「今日はちょっと雰囲気がピリっとしてるな。機嫌が悪いのかな?」と普段接する人に対して感じる事が多くなりました。
そう言った細かな変化を見てきて、僕個人の考えとしては、新型コロナウイルス感染拡大が始まってからもう一年が経過しましたが、これからどんどん日本の治安も悪くなっていくと思っています。
現に、交番にナイフを持った男が押し入ったと言うニュースを目にしましたし、日常的な小さな乱れから凶悪な事件が生まれてきていると実際に感じています。
そう考えると、これからの時代はこれまで以上に常日頃から護身に対する意識を高めておく必要があると感じています。
小さな乱れが凶悪な事件を生む…西尾インストラクターが感じる身近な危険な場所とは?
特に僕自身身近に危険を感じる場所ー、それは電車の中です。
既に感じた事のある方も多いと思いますが、例えば今は、電車の中でセキをしている人がいるとすると、もうその周囲の人から殺気に近いものを感じますね。
それだけ感染症に対して敏感になっているという事にプラスして、人々の内にある“悪”の様なものを改めて感じさせられました。
その悪の気持ちに出来るだけ近づかない、悪の気持ちを増幅させない様に日常から自分自身の“心を整えていく”必要があります。
自分自身をコントロールして、常に冷静に
その為に、僕が普段から意識している事は、まず第一に自分が感情的にはならない事です。
感情的になってしまうと何より冷静さを欠いてしまいますし、相手をより感情的にさせる事にも繋がってしまいます。
具体的には、感情的になりそうな時は、まず相手の気持ちを分析します。
例えば、この人は、「何で怒ってるんだろう?」とか、「何でこんな言い方をするのだろう?」等、相手の気持ちに立ってみて、自分とは別の角度から物事を冷静に見てみます。
そうして分析する事が出来たら、冷静になれると思います。相手を理解する事はどの局面においても大切ですね。
感情的になりやすい人は是非やってみてください。
クラヴマガを始めてから決めたルール
後は出来るだけ電車では座らない様にしたり、混んでいる車両やエリアは極力避ける様にしています。
後、これはクラヴマガを始めてからずっと自分の中のルールの一つに決めている事なんですが、日常生活の中で五感をふさがないためにも、イヤホンをして音楽等を聴く事はNGとしています。
そうする事で周りの物音だったりにも、敏感に気付く事が出来、いち早く周囲の変化に気付く事が出来ます。五感を塞ぐ事は、世界的に見て治安が良いとされる日本であっても危険だと思います。
いち早く周囲の変化や異変に気付く事は、自分自身の身を護る事においても最重要とも言えるのではないでしょうか。
辛い経験が自分を強く、そして成長させてくれる
そして、新型コロナウイルス感染拡大によるパンデミックを受け、規模が多き過ぎて自分一人では、どうしようもないシチュエーションと言う意味で、まず僕は1995年の阪神淡路大震災、そして2011年の東日本大震災を思い浮かべました。
あの時の事を思い出して、あの時自分はどう過ごしたか…と、過去の経験を思い起こしながら、「あの経験を乗り越えたから、きっとコロナ禍も乗り越えられる」と、自分自身、そして仲間を信じる事が出来ています。
トレーニングも人生もそうなんですよね。
きつい経験を乗り越えて初めて成長が出来ると思うんです。
「どうしようもない」と思える様な状況こそ、自分にとって成長出来るチャンスだと、前向きに考える様に日頃から意識しています。
そして、目の前の壁をチャンスだと捉える事が出来たら、次は「今の自分に何が出来るか?」と、自分が置かれている状況をしっかりと見つめたうえで、その中で何が出来るか?をすぐに考え、そしてすぐに行動に移します。
僕自身、長時間考えて最善策を考えるよりも、一つでも案が浮かんだらすぐに行動する様にしています。
そこで失敗したらまたすぐに手を変えて、別の行動を起こす。
遠回りの様に見えて、これが一番の近道であると僕は思っています。
人生においてもアグレッシブさは大切にしています。
マガジムの皆は僕の家族です
自分は一人だと決して思わない事です。
困った時は、周りに誰か助けてくれる人がいないか?一度、周りを見渡してみてください。護身と同じです。
そして周りに困っている人がいたら、自分に何か手助け出来る事があれば、手を差し出してあげてください。
僕自身、自分一人では、大した人間ではありませんが、マガジムの皆で知恵をふりしぼって、皆で乗り越たいと思っています。
マガジムは僕にとってのホームであり、インストラクタースタッフ、そして会員の方、マガジムに関わる全ての皆さんは、僕の家族であると思っています。大袈裟ではなく。
現在は、様々な制限の中トレーニングを行っていますが、一日でも早く元のマガジムの形態で皆で楽しくトレーニング出来る日が来る事を心より楽しみにしています。
趣味や運動の時間を見つけてストレス発散しましょう
最後に大切な事を一つ、
大変な時代を生き抜いていくうえでは、何よりもストレスを溜めない事が大切です。
その為に僕自身、趣味の時間や一人の時間を大切にする様にしています。
最近は英語の勉強や、ゲームをしています。
ゲームは、スイッチで90年代のゲームをやっています。特に最近のお気に入りは、「熱血硬派くにおくん」です(笑)
後は、やはり身体を動かす時間を大切にしています。
マガジムのオープン前に一人でサンドバッグを打ったり、一日に少しでも身体を動かす時間を作る様にしています。
後は、オンラインで別のインストラクターのCOREクラスを受けたりもしています。
オンラインCOREクラス、おすすめですよ。(笑)
元々僕は空いた時間でストレッチをする様にしているんですが、最近は特にストレッチの時間を大切にしています。
年齢を重ねていくとどうしても柔軟性が失われていくのを感じますが、日々のストレッチで柔軟性を保つ事ができます。
ストレッチは無理なく、継続していく事が大切です。
僕自身、コロナ太りは体感していませんし、日々の運動とストレッチで、他の同年代の人達と比べても体力は落ちていない方だと思います。
マガジムの魅力
マガジム1番の魅力は、各インストラクターのレベルの高さ、そして他のジムには無い圧倒的運動量。
他のジムにいったけど、運動量が物足りなくてマガジムに戻ってくるメンバーさんもたくさんいます。
後は、現在毎日行なっているオンラインクラスです。
家にいながらでもオンラインならトレーニングする事が出来ます。オンラインクラスでも、護身の技術を身に付ける事が出来るのはマガジムだけだと思います。
実は、イタリアやドイツ在住の元メンバーからも、オンラインに参加したいと、問い合わせがきたりもしています。
そう考えると、ここまでオンライン、ジム内共に充実しているのは、世界的に見てもマガジムだけかもしれません。
何より、楽しいインストラクターもいっぱいで、楽しめます。それによりトレーニングを継続する事が出来ます。それは即ち、結果を出すための条件がマガジムには揃っていると思います!
コロナ禍に負けない為に必要なメンタルもテクニック、体力に健康、強さ、そして仲間がマガジムで手に入ります。
この時代を強く逞しく切り抜けたい。
そんな方は、マガジムで一緒にトレーニングしましょう!」
マガジム六本木店チーフインストラクター西尾 健